防音室のあるシェアハウスは関西に集まっている — 「楽器可」との違い

引っ越しても、楽器は続けたい。でも自分の部屋で弾けば隣に響きますし、スタジオを借りに通うのは手間もお金もかかります。家の中に防音室があれば、と考えたことのある方もいると思います。
防音室・スタジオのあるシェアハウスは、このサイトに10件あります。そのうち6件が大阪・京都・神戸にあります。地域の偏りが大きく、東京だけで探していると、なかなか見つからない設備です。
「楽器可」と「防音室あり」は違う
物件探しで「楽器OK」の文字を見つけると、ほっとするかもしれません。シェアクリップには「楽器OK」という特徴があり、運営者がチェックした物件は18件あります。ただ、「楽器OK」は、時間帯を決めて自分の部屋で弾いてよい、という意味の場合もあり、防音室があるとは限りません。
このサイトの「防音室あり」10件は、運営者の説明に防音室・防音ルーム・音楽スタジオ・ダンススタジオが書いてある物件です。10件のうち7件は「楽器OK」のチェックも付いていて、3件は付いていません(ダンススタジオや多目的の防音ルームで、楽器の演奏を前提にしていない物件)。反対に、「楽器OK」でも防音室の無い物件が11件あります。
ピアノや管楽器をしっかり練習したい方は、防音室のある物件から探すほうが確実です。ただし、防音室でも、使える時間や弾ける楽器は物件ごとに決まっています。最後は問い合わせで確かめてください。
「防音」でも載せていない物件
物件の説明に「防音」の文字を見つけて、期待した方もいるかもしれません。でも、「防音」と書いてあっても、部屋の遮音性のことを言っている物件は載せていません。「防音効果の高い界壁」「【防音】個室3万円台」「壁が分厚く防音もバッチリ」のような書き方は、楽器を弾ける部屋があるという意味ではないからです。
楽器が目的なら、「防音」の文字だけで決めずに、演奏できる部屋があるかを確かめてください。
防音室が関西に多い理由
関西には、音楽をコンセプトにしたシェアハウスのシリーズがあります。そうした物件の説明には「防音のグランドピアノルーム」「ピアノだけでなくギターや管弦楽でも利用できます」「管弦楽ならOKの防音ルーム」のように書かれています。
通う先が大阪なら、大阪・梅田へ乗り換えなしで行ける物件が5件あります。
The Maison リバージュ桜ノ宮
大阪
個室 月47,000円から
「…洗濯機 (無料)4台 乾燥機 (無料)4台 WIFI(光回線) 駐輪場 (有料) 4台 多目的防音ルーム(無料) テレワークスペース4席…」
運営者の説明より
問い合わせで確かめたい3つ
入居してから「この楽器は使えなかった」とならないように、次のことを聞いておいてください。
- 弾ける楽器と時間 — 管弦楽OKと書いてあっても、ドラムやアンプは別のことがあります。夜や早朝など、使える時間帯も。
- 予約制か、有料か — 「多目的防音ルーム(無料)」「ダンススタジオ(有料)」のように、物件ごとに違います。引用に書いてあることが多いです。
- ピアノの有無 — グランドピアノを置いている物件があります。自分の楽器を持ち込みたい場合は、搬入できるかと、置いておける場所があるかも。
問い合わせでは、「アコースティックギターを、平日の夜に弾きたい」のように、楽器と使い方を具体的に伝えると、答えがはっきりします。
件数は2026年10月26日時点の掲載物件から計算しています。